マレーシア・ハラルビジネスへの疑問

2014.07.09(水) カテゴリブログ

先日、ジョホールバル和僑会開催の第8回国際交流会inジョホール・バルに参加してきました。

その中で、ハラルのビジネスについて、マレーシアで活躍する会計士&飲食経営者のインド人のジャンボさんのハラルに関する話が興味深かったです。

ゲストとの質疑応答も含めてまとめるとポイントは以下の通りです。メモですが参考になればと思います。(ハラル概要やハラルビジネスチャンスは前回のブログをご確認ください。)

・世界認定のハラルルールがなく各国の自主ルールだが、レベルによって異国も受け入れる
・マレーシアのハラルは上位基準なので大抵異国で認可されていれば販売できる
・イスラムの宗教警察がありガバナンスもかけている
・ハラルチャイニーズレストランが増えており人気がある
・ファーストフードはイスラムでも人気が出ているので日本のファーストフード期待ができるのでは
・イスラムはお酒は飲まない、ノンアルコールのビジネスモデルを配慮すべし
・イスラムでは、アルコールの代わりに男性はスイーツを好むので、そこにもビジネスチャンスがあるのでは、もっというと、糖質が高いフードを好むので成人病予防などのビジネスチャンスがあるのでは
・マレーシアハラル認証にはエージェントを活用して、3千~1万リンギ(9万円~30万円)で取得可能
・水やお茶みたいな商品までもハラル認証をとる意味あるのか?(質問)
→明確にはいえないが、、、必要性は低いのでは
・東京オリンピックのタイミングでイスラム人向けのチャンスはある、その際は、日本のハラル認証で十分ではないか
・ハラル認証はイスラムの宗教資金である、利権ビジネスであることを前提に認識しておくとよい